【S10 最終770位】グットスタッフイーブイズ【ポケモン盾剣シングル】
はじめに
イーブイズで最終3桁を目指して頑張ってまいりましたが、要所、要所で運にも助けられ、なんとか達成できました!
せっかくなので、構築記事を書きました。
また、ほとんどの試合を生放送で行いましたので、気になる方は下記からアーカイブをご覧ください。
使用パーティ
※3桁乗ったROM(TN:とこ)がサブロムなため、メインROMのレンタルチームを掲載しています。
※レンタルチームは公開を終了する可能性があります。
個別解説
サンダース
努力値/補正
HP44 防御4 特攻252 特防4 素早さ204
素早さ↑ 攻撃↓
調整
特攻 |
H4ダイマックスアイアントをダイサンダーで乱数1(43.8%)
H4ダイマックスリザードンをダイサンダーを確定1
|
素早さ | 最速オンバーン抜き |
防御・特防 | 4振り |
HP | のこり |
解説
仮想的:ダイマアイアント、ダイマリザードン、アシレーヌ、バタフリー、(ピクシー)
グットスタッフその1。
S10環境初期は地面枠の採用が少なく、サンダースがダイサンダーしてれば勝てました。
しかしながら、環境終盤ではサンダースの仮想的(リザードン、アシレーヌ等)には、
地面ポケモン(ホルード、ドサイドン、マンムー)がセットでいることが多く、非常に出しづらくなりました。
それでも、素早いアタッカーというだけで、イーブイズ的には採用価値あり。
上からダイマアイアント、アローラキュウコンやウルガモスを叩いてもよし、バタフリーにも起点にされません。
ただし、アイアントは初手「であいがしら」を打たれるので立ち回りは注意。
嘘泣きは、ダイウォールをしたいのと、パーティ的に天然ピクシーが重すぎるため採用。
エーフィ
努力値/補正
HP228 防御92 特攻4 特防4 素早さ180
素早さ↑ 攻撃↓
調整
特防 |
臆病珠ダイマリザードンのダイジェット+威力150炎技 両方最大以外耐え
|
防御 |
(ダイマックス時ダイマ珠ミミッキュのダイホロウ(威力130)を珠ダメ1回込み耐え)
|
特攻 | (サイコフィールド時 C+1珠ダイサイコでH4ダイマリーザドンを約19%で乱数1) |
素早さ | 最速100族抜き |
HP | 10n-1 |
※昔の珠エーフィから持ち物だけ変えたので、ちぐはぐな調整です。
解説
仮想的:ラッキー、ハピナス、ダイマリザードン、アシレーヌ、ドヒドイデ、ロトム、ニンフィア
グットスタッフその2。
このパーティにおける物理攻撃枠で、ハピラキに瞑想日差しで勝てます。
ダイマックスすれば、ダイサイコは特殊技になるので、打ち分けも可能。
素早いポケモンが少ないS10では、S種族値110が非常に速い部類で、抜き性能が高いです。
さらに、強いエスパーポケモンがいないことから、エーフィが一貫をとれるパーティもちらほら。
相手の耐久ポケモン(ハピラキ、ドヒドイデ)に後出しして、瞑想を積めればイージーウィンできることも。
環境終盤にはアローラキュウコンが増えてきたので、Sラインは最速でもいいかも。
ブラッキー
努力値/補正
HP252 防御173 素早さ36
防御↑ 特攻↓
調整
素早さ | 4振りアーマーガア抜き抜き |
HP | 2n (願い事考慮) |
解説
仮想的:ラッキー、ギルガルド、ナットレイ、カビゴン、オーロンゲ、ヒヒダルマ、ハッサム
グットスタッフその3。
カビゴン、ナットレイ、オーロンゲ、ラッキーあたりに出して、挑発してゴツメで詰めることができるポケモン。
さらに、高耐久を生かして、いろいろなポケモンに後出しできるのはイーブイズ的に非常にポイントが高いです。
ただし、対面有利でもブラッキーに火力がないので、容易に相手の交代を許します。
そのため、願い事を採用することで、サイクル戦に強くしました。
調整に関しては、Sラインはエアームドを意識した、4振り70族抜きや準速ドサイドンを抜いてもいいですね。
リーフィア
努力値/補正
HP252 攻撃4 防御4 特防108 素早さ140
素早さ↑ 特攻↓
調整
素早さ | 最速マンムー抜き |
HP | ぶっぱ |
特防 | のこり(C+1 無補正252振りウルガモスの威力140ダイバーンをダイマックスで乱数81.2%で耐える) |
解説
仮想的:アシレーヌ、ウーラオス水、ドサイドン、ホルード、マリルリ、ニンフィア、ガマゲロゲ、ロトム水、マンムー、(ラプラス)
このパーティの唯一の環境メタ枠(グットスタッフじゃない)
リーフィアがいないと地面が一貫するパーティになってしまい、初手に出し負けたら試合終了となってしまうのを防ぐために採用。
仮想的の地面タイプは、リーフィアよりも遅いことから、後出しして対応が可能。
またチョッキを採用した理由は、ブラッキーとの相性補完です。
ブラッキーはニンフィア、アシレーヌに弱いですが、この2匹後出しできるリーフィアがいると、願い事でサイクルを回すことが可能です。
環境的に草の一貫性が高いパーティもいるため、その時はダイマックスしてAやDを上げて立ち回ります。
技の採用理由は以下の通りです。
リーフブレード:タネマシンガンとの選択だが、Aに振ってないので、マンムー、ホルード、水ウーラオスのタスキを貫通するには4~5回当てなければならない。
少し現実的ではないので、理論火力を優先してリーフブレードを採用。
あなをほる:ダイマックス用。相性補完として優秀。さらには特防UPも狙え、ダイナックルでA+1すればパッチラゴンを倒せる。
のしかかり:リザードンへ交代読みで打つことで麻痺ワンチャン狙えるのと、カットロトムと打ち合えるように。ダイアタックのS-1も魅力。
にどげり:ダイマックスしてA+1をねらう。
グレイシア
努力値/補正
HP84 特攻236 素早さ188
特攻↑ 特防↓
調整
特攻 | 11n |
HP | ミラーコートでダイマックスリザードン(HP308)を珠ダメ込みで、落とせる |
素早さ | 4振りフォルムチェンジロトム抜き抜き |
解説
仮想的:パッチラゴン、アシレーヌ、ウーラオス水、マリルリ、ウルガモス、リザードンポリゴンZなどのダイマックスする特殊ポケモン
グットスタッフその4。
ステロが少なくなったこともあって、環境に非常に刺さっており、パーティに2匹入れてもいいくらいのポケモン。
タスキ耐えてミラーコートすることで対特殊ダイマックスポケモンに打ち勝てます。
(もうすこしHPに振ってもいいですね)
ですが、この戦法は相手からもわかりやすいため、立ち回りが重要です。(後ほど解説)
相手のダイマックスポケモンを非ダイマで倒せれば、一気に有利になるため、非常に強力です。
ミラコできなくても、タスキを生かし、相手のダイマターンを2ターン枯らすだけでも十分。
タスキ+こおりのつぶてが非常に読まれること、礫を打ちたいタスキポケモンが先制技を持っていることが多いこと(例:ウーラオス、ホルード、ルガルガン)を踏まえ、HPが1でも強いつぶらな瞳を採用。結構活躍します。
このグレイシアは3桁到達のMVPです。
ちょうど3桁達成時も放送していたので、気になる方は下の動画からどうぞ。
(テンションが高くてお見苦しい点もありますが……)
ニンフィア
努力値/補正
HP180 防御244 特攻4 特防4 素早さ76
特防↑ 攻撃↓
調整
素早さ | 4振りアーマーガア抜き抜き |
HP | 16n+1 (たべのこし考慮) |
特防 | 性格補正で、対特殊で身代わりがのこりやすくなる |
防御 | のこり(A特化ハッサムのバレットパンチ乱数50%で耐え) |
解説
仮想的:アシレーヌ、ウーラオス悪、ナットレイ、サザンドラ、ニンフィア、アローラキュウコン
グットスタッフその5。
単体が本当に高く、ガチパにも入ってくるポケモン。
パーティ的にナットレイハッサムに弱いので、マジカルフレイムは必須。
特殊ポケモンに身代わりを残せば、相手を詰ますことができます。
ウーラオス悪に後出ししたり、遅い特殊ポケモンに後出ししたりパーティの保管枠にもなれるし、瞑想でエースにもなれるポケモン。
選出のポイント
グレイシアはなるべく先発で出さず、相手のダイマックスポケモンにぶつける
これにつきます。
説明します。
このパーティを使っていると、相手に刺さっていることが多く、ついグレイシアを先発で出したくなります。
ですが、あまり好ましくありません。
基本的にグレイシアをみて、特殊アタッカーはタスキミラコを警戒されるようになりました。
先発で出しても引き先がいれば、交代したり、変化技を打たれたりして、うまく決まりません。
そこで、タスキミラコを通すにはどうしたらよいのか?
答えは、「相手にダイマックスを先に切らせ、こちらのポケモンが倒されてから、死に出しする」です。
これで大体は成功します。
相手視点を考えると、せっかくダイマックスしたのに引っ込めるのはリターンとリスクが合わない状態。
様子見するにもダイウォールでは貴重なダイマターンが減ってしまいます。
そうなると、グレイシアは100%タスキではないので、特殊技を打つリスクとリターンを考慮すると、タスキでないときのリターンが大きいため、特殊技を打つ傾向があります。(経験上)
最悪、引っ込められてもダイマを解除できるのでこちらとしてはアドです。
もちろん、相手が物理アタッカ-でダイマすることもありますが、先にダイマを切らせてグレイシア死に出しすれば、相手は3ターン消費で、こちらは非ダイマで相手のダイマを枯らせたことになります。
このような理由から、グレイシアは先発では出さないほうが得策です。
ただし、初手ポリゴンZで詰まされる場合などは、先発じゃんけんチャレンジをするので、その限りではありません。
この立ち回りを意識するだけで、勝率は上がると思います。
基本選出
ありません、すみません。
パーティタイトルの通り、単体で強いグットスタッフなイーブイズを詰め込むことで、臨機応変な対応ができる構築にしたのがこのパーティです。
今期はイーブイズの種族値525は比較的高い位置にいますし、素早さが全体的に鈍足になったので、上から火力押しでもなんとかなります。
そのため、最低限使用ランキングトップのポケモンに勝てるルートを確保しつつ、単体で強いイーブイズを組み合わせた方が強いという結論になりました。
さいごに
イーブイズで3桁に行くというのは、盾剣での1つの目標であったので、非常にうれしいです!
ちなみに、戦績は次の通りです。
S11もイーブイズで引き続き頑張っていきます!
S10の立ち回り、選出の具体的な方法が知りたい方や、S11の放送に興味が出てきた方は、
是非下記からご覧ください。(宣伝)↓
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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